北京六合万通微電子技術有限公司（以下六合万通と略す）は、2001年2月に日本留学ＯＢ７人により北京に設立された無線通信LSI及び関連システム開発を行うハイテクベンチャー企業です。
無線通信用LSI開発では、アルゴリズム開発からレイアウト設計まで数多くの実績と経験を持ち、2003年中国初の無線LAN（WLAN）チップセットの開発に成功した企業です。現在、自社開発したWLAN（802.11a/b/g）用チップセット・RFを使い、WLANアダプタ（STA）・アクセスポイント（AP）・ワイヤレスルータの開発・製品化まで対応しております。
六号万通は、WLAN用チップセット及びPCカード・MiniPCIカード等の開発・販売のみならず、新たな要求仕様に対応可能なリファレンスデザインの開発・提供、ドライバの開発・提供まで無線通信に対し総合的にサポートできる体制を構築しており、他にも第3世代移動体通信システムW-CDMAチップセット・プロトコルアナライザ（Air Monitor）の開発・販売、PHS用中継装置（リピータ）・フィールドテスタの開発・販売、LSIデザインサービス等の実績も持つ、無線通信全般に対応可能な総合的開発会社です。
六号万通の無線通信分野での開発力は、中国･北京政府より高い評価を受けており、中国セキュリティ規格（WAPI）の理事会員・中国ブロードバンド無線IP規格（WG）・中国情報機器資源共有協調規格（IGRS）のコアメンバーとなっています。
また、2002年には北京・中関村における最も成長性を持つハイテクベンチャーベスト10に、2003年には中国における最も成長性を持つＩＣ設計企業ベスト10に、2004年には国家指定重点ソフトウェア企業に選定されています。
今後はこれまでの日本企業との開発実績をベースに、無線通信の総合企業として、よりグローバルな展開を目指していく方針です。 |
